プチ「服を買わないチャレンジ」をしてみませんか?

都内にてパーソナルカラー診断・骨格診断・顔タイプ診断、クローゼットのお片づけ、
オンラインショッピングアドバイス、二子玉川にてお買い物同行をしています、
吉田直子です。
(骨格診断と顔タイプ診断、オンラインショッピングアドバイスはzoomでも行っています)。

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突然ですが、服が作られる過程をみなさんはどのくらい意識していらっしゃいますか?
以前の記事にも書きましたが、
綿でできた服ならば、
綿が作られ、その綿から糸が作られ、布になり色が付けられ、
布を裁断して縫って服ができる(その際に端切れが出ます)。
そして、販売される国へ輸送されて消費者の手に渡ります。
服が作られる過程はとても複雑なのです。

ラナ・プラザの悲劇

みなさんは、「ラナ・プラザの悲劇」をご存じでしょうか?
ラナ・プラザの悲劇とは、2013年にバングラディシュの首都ダッカにある商業ビル「ラナ・プラザ」が崩壊し、死者1000人以上、負傷者2500人以上を出した事故のことです。
事故原因は、ずさんな安全管理の中で繰り返された違法増築によるもので、
犠牲者の多くはラナプラザに入居していたファストファッションブランドの縫製工場で働く人たちでした。
事故前日には、ビル壁の亀裂が指摘され使用中止の意見も出ましたが、ビルオーナーは無視を貫いたのだそうです。

(photo by rijans)

この事故については日本でも報道されていた記憶があるのですが、
もう忘れてしまっている人が多いんじゃないかな。
何を隠そう、私も昨年あたりまで忘れてしまっていました。
こんなに悲しく、理不尽な事故にも拘らず。。。

また、命は失わずとも、縫製工場での仕事は過酷を極めていると言われています。
私たちの服は、多くの人の(場合によっては過酷な)働きによって作られているのです。

 

服を買わないチャレンジ

だから、「服を買っては”飽きたから””似合わないから”とすぐに捨てる」というのは、
やめていったほうがいいと私は考えています。

巷では「服を買わないチャレンジ」というワードを耳にするようになりました。
「服を買わないチャレンジ」とは、
その言葉の通り、”〇〇日間服は買わない!”と決めてそれに挑戦するもの。
服を買わない期間は、100日という方から1年という方までさまざまです。

 

ストイックにやるのは長続きしない

私も、以前「服を買わないぞー!!」とチャレンジしたことがあったのですが、
おしゃれをして行きたい時に着て行く服がなく、寂しい想いをしました。

(photo by unsplash tu-tu)

また、服を買わない=服が少ない=一着の服の着用回数が増える
ということは、服が傷んだり伸びたりするのが早くなり、
結果として服の寿命が短くなってしまう可能性もあります。

そのため、あまりにもストイックに「服を買わない」ことにチャレンジするのも考えもの。
何事もストイックにやりすぎると長く続かないですしね・・・。
過ぎたるは猶及ばざるが如しってやつです(合ってる?)。

 

マイルールを設けよう

「100日(=約3か月)服を買わない」というのが難しいと感じる方は、
その期間を短くしてみるのもいいですよね。
何のルールも無く、「欲しかったら買う!!」と欲のままに買ってしまうことは避けたいもの。

私は、ワンシーズン(約3か月)に2アイテムまで!
なるべく古着を買う!
というルールを設けようと思います(ここで宣言)。

古着については”なるべく”という緩い目標だったので・・・、
2022年のはじめにセールで新品のワンピースを買ってしまいました・・・。
自分の欲と戦う日々です。
(2022.1 追記)

無駄な買い物をしないために

服を買う時のマイルールを設けると、新しく服を買う時はすごく慎重になると思うのです。
たとえば私の場合、ワンシーズンに2アイテムまで!と決めたのだから、
「絶対に、似合って・気に入って・着回しのできる服を買いたい!」と、
よーーく検討することになるはずです。

(photo by unsplash md-salman)

ぜひみなさんも、プチ「服を買わないチャレンジ」してみませんか?

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無駄な買い物をしないためには、「似合う服」を知ることはとっても大事!
似合うファッションについてお友達やご家族と一緒に楽しく学んでみたい!という方は、
【グループ診断 パーソナルカラー診断&骨格診断】がおすすめです。

着回しを考えて服を買いたい!
コーディネートや着こなし方のアドバイスがほしい!という方は、
【お買い物同行@二子玉川】がおすすめです。

 

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吉田 直子

ファッションに関する診断を通して、お客様にとって”ちょうどいいおしゃれ”をご提案しています。 過去に根強い外見コンプレックスがあった経験から、コンプレックスとの向き合い方もご紹介します。

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