ファッションセンスの磨き方

先日、Eテレを見ていたら、「考えるカラス」という番組が放送されていました。
ご覧になったことはありますか?

 

ここから先は、自分で考えよう

「考えるカラス」は、科学の考え方を学ぶ番組で、小学校3~6年生から中学生、高校生までを対象にしています。
私が見た時は、女優の蒼井優さんが「長いロウソクと短いロウソクに火をつけ、蓋をかぶせたら、1.長いロウソクの火が先に消える 2.短いロウソクの火が先に消える 3.両方同時に消える 1~3のどれ?」という問題を出していました。

たまたま見ていた私ですが、「同時に消える!!」と答え、見事に不正解w
正解は、「長いロウソクから消える」でした。
え~!!なんでだろう?解説は?と待ち構えていたら・・・
なんと、、「ここから先は、自分で考えよう」とナレーションが流れました。
これには驚き!!これからは自分で考える時代なのね。。。

 

ファッションも同じ?

日本の教育は、「答えの出し方を覚えさせるような」教育ですよね。
自由に問題を解いて!そしてその理由を発表して!と言われると、戸惑ってしまう人が多いように思います。

これをファッションに当てはめると(←ちょっと強引?)、
さまざまなファッションに関する診断を受けて「これが似合うよ」と言われたものだけを取り入れるのは簡単。
だけど、「勧められたコーディネートしかできない」のでは楽しくないですよね。

 

自分で試して、たまには失敗もして・・・

服やヘアスタイルは、できることなら失敗なく、「自分に似合うもの」を選びたいですよね。
でも、パーソナルカラー診断や骨格診断、顔タイプ診断など、あらゆる診断をもとに考えても、
時には「あれ、イマイチだったかな?」という事態になってしまうこともあります。
しかしそれは、「ファッションセンスを磨く経験値」として十分価値のある失敗だと思います。

もし、「あれ、イマイチだったかな?」と感じたら、その理由を考えてみましょう。


(photo by unsplashイッサンラミアズア)

 

診断は無意味じゃない

もちろん、ファッションに関する診断やプロからのアドバイスは、とても意味のあるものだと私は思っています。
私自身、診断を受ける前と後では、
失敗(似合わずにほとんど着ないで服を処分する、似合わないヘアスタイルにしてしまう)の数は減りましたし、
失敗するにしても「大失敗」ではなく、「小さな失敗」になったな、と感じています。

また、プロには大いに頼って質問するのが良いと思っています!

ただ、「自分自身のセンス」が磨かれると、きっと自分の自信にもなって、おしゃれすることがとても楽しくなると思うのです。

センスは、日々の心の向け方や意識で磨かれていくもの!
「私にはファッションセンスが無いから」と諦めずに、おしゃれを楽しんでいきたいですね♪
時には、小さな失敗もしながら・・・

 

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吉田 直子

ファッションに関する診断を通して、お客様にとって”ちょうどいいおしゃれ”をご提案しています。 過去に根強い外見コンプレックスがあった経験から、コンプレックスとの向き合い方もご紹介します。

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