自分の顔のコンプレックスと向き合うコツ

昨日のブログで、私自身、自分の外見にすごくコンプレックスがあったことを書きました。
しかし、「おしゃれになりたい」「きれいになりたい」と思った私は、
自分の顔や体型(骨格)と向き合い、少しずつコンプレックスを捨てることができています。

今日は、その経過を記事にしました。

 

化粧をすれば、見られる顔になるじゃない

うすうす、「私ってブスかも」と思っていた小学校高学年の頃。
近所の夏祭りがあり、子供会のお母さん方にお化粧をしてもらったことがありました。
私のお化粧を担当してくれたのは、仲が良かったお友達のお母さん。
一通りの化粧が終わったあと、そのお母さんが私に言い放った言葉は、
「あら、あんたも化粧をすれば見られる顔になるじゃない」でした。
「・・・・・???それって、化粧をしなければ目も当てられない顔ってこと?やっぱり、私ってブスだったんだ!!」
「私ってブスかも」から「ブス決定」に自分の意識が変わった瞬間でした。

お友達のお母さんの「化粧をすれば見られる顔になるじゃない」は、悪気はないかもしれない。
「お化粧してかわいくなったね」に、自分で変換しようとすればできました。
しかし、その言葉は30年近く経った今も、私の記憶に残ってしまっています。

 

とくに良いパーツが無い

私は、親や姉に、「ブス」とか「かわいくない」と言われたことはありません。
これは、感謝すべきこと!
しかし、外見に関して母に言われた言葉で覚えていることが2つあります。

1つめは、「外見より内面が重要よ」ということ。
私は、「おしゃれはしなくていいから、勉強や”良い子でいること”に尽力しなさい」と、
母の言葉をはき違えていました。
今なら、その言葉の意味や愛情がわかるのです。
内面の自身の無さは、外見ににじみ出るということ。
そして、母の言葉は、
お友達のお母さんに「化粧をすれば見られる顔になる」と言われてしまうような私の外見を庇ってくれたということ。

2つめは、「直ちゃんの顔は、目が大きいわけでも鼻が高いわけでも口が魅力的なわけでもないけど、バランスは取れているわね」ということ。
言われた当時は褒められているのかけなされているのかわからなかったけど、今は褒め言葉として受け取っています。

また、高校生の頃、「直ちゃんの目って白い部分が大きくて怖い」と友人に言われたことがあります。
私の目は、いわゆる三白眼。
「黒目がちなのがかわいい」と思っていたので、「やっぱり私はかわいくはなれないのか~」と肩を落としました。

 

「心無い言葉」とどう向き合うか

「三白眼」を少し気にしていた私。
大学生になって出会った友人にそれを話すと、「え、三白眼って素敵だよ。私は好き!色っぽい」と言ってくれたのです。
たしかに調べてみると、芸能人や有名人に三白眼の方が多いようなのです。

たとえば、モデルで女優の杏さん。


(画像はピンタレストからお借りしました)。
凛としていて素敵!

 

また、女優の多部未華子さんも三白眼と言われているようです。


(画像は25ansからお借りしました)。
飾らない雰囲気が大好きです。

私は、「三白眼」というコンプレックスを友人に話すことで解消しました。
なんだ、三白眼を魅力的と思ってくれる人がいるんだ!とうれしくなりました。
顔の悩みを自分一人でうじうじ考えるのではなくて、サラッとカラッと、友人に話してみるのもいいかも。
コツは、”サラッとカラッと”かなと思います。

 

受け取り方を変えてみる

私は、「直ちゃんの顔は、目が大きいわけでも鼻が高いわけでも口が魅力的なわけでもないけど、バランスは取れているわね」という母の発言は、
今はとてもありがたく受け止めています。
「特徴が無い」=化粧映えする。メイクが楽しめる。顔の好みに左右されない(「この顔嫌い」と言われることが無さそう)。
顔に特徴が無いことを楽しみたい!という境地に達しています。


(photo by unsplash アニースプラット)

また、「私ってブスなんだ」の決定打を与えた、「あんたも化粧をすれば見られる顔になるじゃない」という言葉。
それがあったからこそ、大人になってから外見としっかり向き合い、今はファッションに関するアドバイスをさせていただいているのだと受け止めています。

どんなショックな言葉も出来事も、自分の糧となる。
アラフォーになってそれが身を以てわかるようになりましたw

 

コンプレックスと向き合おう

今、外見に悩んでいる方がいらしたら、
自分を傷つけた言葉や出来事とぜひ向き合っていただきたいと思います。

そのうえで、「やっぱりコンプレックスを克服したい!」と思うかもしれないし、
「あれ、悩んでいた部分はコンプレックスじゃなくて魅力かも」と思えるかもしれない。

コンプレックスと向き合わずに気持ちに蓋をしていたら、
これからもきっと、それを抱えたままになります。

願わくは、これを読んでくださった方が、「悩んでいた部分はコンプレックスじゃなくて魅力かも」と感じてくださることを。。。

 

人の評価に惑わされない

そして、もう一つ伝えたいのは、人からの評価に惑わされないでほしいということ。
自分が「私の外見、悪くない!」「今日の私、なかなかいいじゃん」と思えたら、
きっと毎日がもっと心地よくなります。

 

「きれいになりたい」をあきらめない!
毎日を心地よく過ごすための
外見コンプレックス克服おしゃれレッスン

 

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吉田 直子

ファッションに関する診断を通して、お客様にとって”ちょうどいいおしゃれ”をご提案しています。 過去に根強い外見コンプレックスがあった経験から、コンプレックスとの向き合い方もご紹介します。

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