突然ですが、みなさんはご自分の外見、容姿に自信はありますか?
私は、小学生の頃から、自分の外見がコンプレックスでした。
「私はブスだから、おしゃれなんてしても気持ち悪いだけ」
「私はブスだから、人に大事にしてもらえない」
そんなふうに20年近く思い込んできました。
過去の私
プロフィールにも載せていますが、私は小学生の頃メガネをかけていました。
当時、今のようなおしゃれなメガネは無く(いや、あったかもしれないけど)、
「メガネ=ダサい」というイメージがありました。
加えて、私はそのメガネがまったく似合っていなかったので、
「私、すごくブスだな」と毎日鏡を見ては思っていました。
(これ、小学校の卒業アルバム。顔の造作以前に、自信なさげな表情だなと思います)。
しかも、私が小学校高学年だった25年ほど前、「プリクラ」がすごく流行ったんですよね。
かわいい友人たちと顔を並べて撮る写真。
現像される自分のブスな顔。
次々に交換されるシール。
ブスな自分の顔がいつまでも残る形で友達から友達へと渡る。
これ、私にとっては拷問でした。
「私、プリクラ苦手だから撮るのやめておくよ」と言えば済んだことですが、
当時はお年頃。
和を乱すようなことは言えなかったのです。
かわいくなければ大事にされない?!
そんな私も大人の階段を登り、人並みに男性とお付き合いをしてきました。
しかし、お相手にちょっと冷たいような素振りを見せられると、
「あ、やっぱり私がブスだからだ」と、それを自分の外見のせいだと決めつける節がありました。
また、「こんなブスと付き合ってくれているのだから嫌われないようにしなくちゃ」と、
自分の感情を犠牲にしてきました。
今思えば、せっかくの青春時代。
もっと明るい気持ちで楽しめば良かったな~とちょっと後悔しています。
まあ、今が幸せだからいいのですけど!!
でも、きれいになりたかった
「私はブスだから、おしゃれをするなんて身の程知らず」
「ブスはブスなりに、無難な格好をしておこう」
そんなふうに考えていた私は、社会人になっても「自分の顔や体型と向き合うこと」「外見を磨くこと」「おしゃれすること」がとても苦手でした。
でも、「いつかはきれいになりたい」。
そんな想いがあったのも事実でした。
(photo by unsplash ハンナ)
「美」の基準はひとつじゃない
「美人」と感じる顔には黄金比があると言われますね。
たしかに、「美しい」と感じる女優さんや芸能人は、その黄金比に近い方が多いのかもしれません。
黄金比を目指してメイクをするのも素敵なことだと思います。
しかし、私が外見コンプレックスに悩む方にお伝えしたいのは、「美の基準はひとつじゃない」ということ。
たとえば、一重だってクールな雰囲気でかっこいいし、
目が離れていたら愛くるしい。
鼻が大きかったら親しみやすい。
みんなそれぞれに、「その人しか持っていない美しさ」があるのではないかと考えています。
外見コンプレックスから逃げないこと
「自分の顔が嫌い」と思っていた私は、自分の顔を見ることを避けていました。
しかし、「自分の顔」や「自分の容姿に向けられた家族や友人からの言葉」と逃げずに向き合うことで、
「私の顔も悪くないな」と思えるようになりました。
「私の顔も悪くないな」と思ったら、不思議と気持ちが前向きになり、
いつも何かに怯えていた心が、少しずつ強くなっていった気がするのです。
「自分の外見を認めること」と「自分の内面を認めること」は、近しいところにあると考えています。
だから、今、「自分の外見に自信が無くて、他のことにも自信が持てない」と悩んでいる方がいらしたら、
ぜひ、自分の外見から逃げずに向き合ってみてほしいと思います。
自分だけが持つ美しさや可愛さに、どうか気づくことができますように。
「きれいになりたい」をあきらめない!
外見コンプレックスと向き合い、自分を認めるおしゃれレッスン
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吉田 直子
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