ブスな私をちょっとはきれいに見せてくれる「色」があるなら、それを知りたい!と、私はパーソナルカラー診断を受けに行きました。
その結果はかなり衝撃的なものでした。
ずっと似合うと思ってたのに!
私は、パーソナルカラー診断を受ける前は黒が好きで(無難というのもあるけど)、
そして「似合う」とも思っていました。
しかし、パーソナルカラー診断を受けてみてびっくり。
私は、黒が一番苦手なタイプでした。
衝撃!黒、好きなのに!!似合うと思ってたのに!!
また、診断の時に自分の服を何着か持って行き、「この色は似合うのか、似合わないのか」を先生がアドバイスしてくださったんですね。
その時もまた衝撃が!!
自分ではすごく似合うと思っていたワイン色のニットがあったのですが、
「これ、苦手な色だね~」と先生。
その時、私の感覚(センス)はまったくあてにならないんだな、と感じると同時に、
「好きな色が似合わない色」というショックを味わいました。
いや、ショックといってもほんの少しのショックでしたが。
「似合うものを知るのが怖い」という方へ
そんな私も、今はお客様にパーソナルカラーを診断させていただく立場になっています。
診断前、たまにお客様がおっしゃるのが、「自分の好きな色が似合わない色だったらショックだなぁ」ということ。
私も「好きな色」と「似合う色」が真逆だったので、お気持ちはわかります。
では、「好きな色」と「似合う色」が違っていたらどうしたら良いか。
1つは、「あまり似合わない」とわかっていても、好きな色を貫くこと。
でも、これにはコツがあります。
たとえば「赤」と言っても、
オレンジに近い赤とワインっぽい赤があるので、どちらか似合うほうを選択することをおすすめしていますよ。
もう1つは、「似合う色を受け入れる」こと。
ちなみに私はこっち派でした!
なぜその色が似合うのか/苦手なのか、を解説してもらいながら自分の顔を観察すると、
やはり「似合う」とされた色は自分の顔色を良くし、
私の良いところを引き出してくれます。
診断当初は「意外!衝撃!」でも、
似合う色を取り入れていけばいつか、「あぁやっぱり、こっちの色がいいな!」と受け入れられる時が来るはずです。
自分を受け入れる強さ
最後に、とくにご自身の外見にコンプレックスがある方へ、ご紹介したい言葉があります。
アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーが作者とされる、「ニーバーの祈り」の一節です。
“変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。変えるべきものを変える勇気を、そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい”。
私たちは、特別なことをしない限り、顔や体型を大胆に変えることはできませんよね。
生身の自分の外見を受け入れて、おしゃれすることも楽しんでいきたいですね!
「きれいになりたい」をあきらめない!
自分の外見を受け入れて心地よく過ごすためのおしゃれレッスン
吉田 直子
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