狭いクローゼットが片づかない原因と対策5つ

都心に住んでいると、「クローゼットが狭い!!」というご不満をお持ちの方が多いのでは?!
私のクローゼットも、80cm×85cm×200cmほどの小さなもの。

広いクローゼットがあれば、たくさん服があっても困ることはありませんが、
小さなクローゼットだとやはり服を厳選する必要があります。

そこでこの記事では、狭いクローゼットが片づかない原因と対策を考えてみました!

 

1.似合う服装、好きな服装がわからない

今着ている服に、自信を持って「私に似合っている!!ばっちり!」と言える方は意外と少ないのではないでしょうか?
私もかつて、自分のセンスに自信が無さすぎて、服選びがまったく楽しくない時期がありました。

「この服、変かも。。似合ってないかも。。」と思うたびに、
「こっちのほうが似合うかな?」と服を買い足し、どんどん服が増えていく。
負のスパイラルでした。

似合う服装を知りたい方には、
似合う色や形・素材、似合うテイストを知る診断を受けることをおすすめします。


私自身、似合う色・形・素材・テイストを知ることで自分のファッションの方向性がだいぶ固まり、
「なんでこんな服買っちゃたんだろう」ということがほぼ無くなりました。

好きな服装がわからないという方もいらっしゃいますよね。
今はインターネットでいくらでも服が買えます。
インターネットだと、「失敗したらどうしよう」という不安が常につきまとうため、
無難な服ばかり買ってしまいがち。

無難が悪いわけではないのですが、”おしゃれする楽しみ”を感じられなくなってしまうのはもったいないなと思います。

そういった方には、実際にお店へ行ってたくさん試着をしてみることをおすすめします。
(コロナ禍ではなかなか難しいですが・・・)

もし、試着する機会が作れたら、その時には振り切ったコーディネートをしてみましょう!
どういうことかというと、「普段とは違う無難でない自分」を見つけに行くわけなので、
・普段よりかなりかっこいい
・普段よりかなりゴージャス
・普段よりかなりかわいい
・普段よりかなりカジュアル

など、普段とは差をつけたコーディネートをしてみてください♪

画像はGisellePreciousCLASSY.LEE(すべて20212月号)よりお借りしています。

最初は気恥ずかしさもあるかと思いますが、チャレンジした先に新しい自分が待っているかと思うと、
ちょっとわくわくしませんか?

さらに、可能であれば試着した様子を写真に撮って、
できるだけ客観的に自分を見てみたり、ご家族に見てもらったりするといいですね!

 

2.組み合わせづらい服をたくさん持っている

「似合う服装がわからない」「好きな服装がわからない」という方は、いろんなテイストの服を持ちがち。
かつての私もそうでした。

「この服なら似合うかな?」「こんな雰囲気も服も好きだな」などと、まったく違う方向性の服を買ってしまう。
そうすると、
「キュートなトップスに合うボトムスを買おう」「クールなパンツに合うトップスを買おう」と、次々に服が増えていってしまいます。

服を増やしたくないたら、ある程度自分のファッションのテイストを決めて、
新しく服を購入するときは「手持ちの服に合うか?」「いくつコーディネートが組めるか?」をしっかり考えましょう。

 

3.組み合わせの限界を決めてしまっている

「冬にこの素材はおかしい」「この色にはこの色しか合わない」とコーディネートの限界を決めてしまい、
着回しの幅を狭めたりすぐに飽きたりしてしまうパターン。

↑たとえば、このパンツはリネン素材ですが、ニットと合わせてもそんなに変な印象は受けないと思います。
「リネン=夏の素材」と決めてしまうと、一年のうちの3ヶ月ほどしかはくことができません。
しかし、冬でも下にタイツを重ねれば寒くないし、もちろん夏は涼しくはくことができます。

また、一見合わないと感じる色の組み合わせがすごくおしゃれになることもあります。
私は、この赤のパンツがベージュのジャケットに合ったのが意外でした!

(いや、この色の組み合わせ好きじゃないよ、という方もいらっしゃると思うのですがw)

 

4.生活パターンを把握していない

もうスーツを着る機会なんてないのに、
「急に必要になるかもしれないから」ととっておいたり、
もう友人の結婚式に出席する予定なんてないのに、
「誰かの結婚式があるかも」とドレスをとっておいたり。
私自身、何年も着ていないスーツやドレスがクローゼットを圧迫していました。

同じような方、多いのではないでしょうか?
私は、必要になったらその時レンタルサービスを利用すればいいかなと思っています。

また、1週間のご自身の生活を振り返ってみることもおすすめです
私の場合、1週間のうち3日ほどはまだ2歳の娘と過ごします。
だから、汚れても洗いやすい服、動きやすい服はたくさんあっていい!と割り切っています。
週3日ほどのお仕事の日はおしゃれしたいので、おしゃれを大事にしたコーディネートをワンシーズンに3つは用意したい。

こんなふうに考えると、
どんなトップスが何枚必要か?
どんなボトムスが何枚必要か?

具体的な枚数がわかってくると思います。

「服がなかなか減らせない」と漠然と思っている方には、まずはご自分の生活パターンを見直されることをおすすめします。

 

5.片づけやすい仕組みを作っていない

洋服には、着る→脱ぐ→洗う→干す→取り込む→畳む→しまうという過程があり、
家の中の他のものに比べて移動が多いといえます。

そのため、面倒くさがりなのに複雑な片づけ方法を自分に強要してしまうと、とても辛くなります。
そして、その片づけ方法が持続せずまたすぐに散らかってしまいまい、
「やっぱり私は片づけられないんだ」と自分を責める。
あまりよろしくない流れですね。。

私はとても面倒くさがりなのでそれを認めて、靴下を適当にしまう方式に変えたのですが、
これが良い!!

(布バッグの中に洗いあがった靴下をぽんぽん放り込む方式です)。

今までは、きれいにきっちりしまってもそれが面倒になりすぐに散らかって、
「私って決めたことをちゃんとできてないな」と自分を責めていました。
でも、今の方式に変えてからそれがなくなりました。
なぜなら、適当にしまうことにしたから。

ご自身が面倒くさがりではなくても、ご家族が面倒くさがりだったら、
ご家族にあわせて片づけ方を変えてみるのもいいですね◎

なかには、私のように面倒くさがりではなく、
「面倒でも良いから見た目にこだわりたい」という方もいらっしゃると思います。
そういった方も、まずはクローゼットの中身を厳選して服や小物(靴下など)の数を減らし、
片づけやすい仕組みを作ってみてください。
その次のステップとして、収納の見た目やインテリアにこだわるのが良いかと思います。

狭いクローゼットが片付かない原因と対策、いかがでしたか?
狭いクローゼットでもおしゃれを楽しみたい!と思っている方のお役に立てればうれしいです。

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吉田 直子

ファッションに関する診断を通して、お客様にとって”ちょうどいいおしゃれ”をご提案しています。 過去に根強い外見コンプレックスがあった経験から、コンプレックスとの向き合い方もご紹介します。

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