美人の基準と人の魅力

長年、外見にコンプレックスがあった私。
小学校高学年の頃から、30歳くらいまでは外見そのものにコンプレックスがありましたし、
自分の外見そのものを受け入れられるようになってからも、「おしゃれすること」への苦手意識がありました。

しかし、今振り返ってみると、高校生ぐらいの頃から、自分の中の「美人」という基準が少しずつ変化してきていたように思います。

 

そもそも、美人って何?

私は、中学から東京の女子校に通い始めました。
女子校なので、当然女子ばかり。
1クラス約40名、1学年約160名の女子を毎日のように眺めていました。

ところで、「美人の基準」って一体どんなものなのでしょうか。
良く言われるのは、「顔の黄金比」というもの。
✔おでこの生え際~眉頭:眉頭~鼻の下:鼻の下~顎の先=1:1:1
✔顔の横幅が目の横幅の5倍
✔顔の横幅:縦幅の比=1:1.46
この条件に近ければ近いほど、美人顔なのだそう。

たしかに、「なりたい顔ランキング」に名前を連ねるような女優さんやモデルさんは、
この条件に近い方が多いのかもしれません。

 

美人顔とは違うけれど

あなたの周りに、いわゆる「美人顔」ではないけれど、すごく魅力的な方っていらっしゃいませんか?
一緒にいて楽しい気持ちにさせられたり、すごく穏やかな気持ちにしてくれたり。

先ほども書いたように、私は中学から女子校に通い始め、大学卒業まで10年間女子に囲まれて過ごしました。
その中で、「絶世の美女ではないけれど魅力的な人」ってたくさんいたのです。
そういう人って、外見ものすごく素敵に見えてくるから不思議。

 

自分を受け入れる力

そこで、「絶世の美女ではないけれど魅力的な人」の特徴を私なりに考えてみました。

1.安心感に包まれている。
2.自分が好きなことを知っていて、それを実行している。自分に正直に生きている。
3.安定感がある。
4.冷静に物事を観察している。

こんな感じ!
一番目の、「安心感に包まれている」というのが根底にあって、
自分の好きなことをして、だから気持ちが安定していて、冷静に物事を観察している。
そんな特徴のある人が多いです。

 

安心できる考え方を身に着けよう

「絶対的な安心感」がもともとあるという方は良いのですが、「何をしていてもいつもちょっぴり不安」という方は、
「自分が落ち着く言葉」「自分が安心できる考え方」を身に着けられるといいと思います。

私は、最近知った「中核」という考え方が好きで、時たま思い出すようにしています。
ご紹介しますね!
人間には「中核」という本質的部分があり、この中核をなすものは根本的によいものであって欠けたところがなく、「完全でありながら未完成」なのだそうです。
つまり、私たちはすでに完全。

「私には足りないものがある」と自分を責めずに、安心感の中で過ごしていきたいですね!

 

「きれいになりたい」をあきらめない!
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吉田 直子

ファッションに関する診断を通して、お客様にとって”ちょうどいいおしゃれ”をご提案しています。 過去に根強い外見コンプレックスがあった経験から、コンプレックスとの向き合い方もご紹介します。

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