「自尊心」という言葉を聞くことがあると思います。
あなたには、自尊心はありますか?
自尊心とは?
「自尊心」は、心理学の世界で長らく研究されている概念。
Wikipediaによると、「自尊心とは、他人からの評価ではなく、自分が自分をどう思うか、感じるか」。
つまり、一時的に快感を与える、「知識、技術、財産、結婚、事前行為や性的な征服、容姿から生まれるものではなく、言い換えれば、外に求めることでも、人に与える印象でもない」のだそうです。
自滅的なプライドと自滅的なへりくだり
今、『自尊心を育てるワークブック』という本を読んでいます。
(画像はお借りしました)。
そこに書かれていたことで、興味深い内容がありました。
それは、「自尊心」は、「へりくだり」と「プライド」の中間に位置しているということ。
自滅的なプライドを持つ人は、”自分は他者より有能で重要であり、他者との関係を上下関係でとらえている”という特徴があります。
一方、自滅的なへりくだりの気持ちを抱いている人は、”自分を人間以下だと思い込み、自らに対して非好意的な意見を持っている”という特徴があります。
ここまで極端ではないとしても、「私はあの人より優れている、あるいは、劣っている」と評価したことがある人は多いのではないでしょうか。
外見における自尊心
外見においても、「私はあの人よりかわいくない、きれいではない。あの人よりはいいかも」と、評価した経験はないでしょうか。
私には、そういった経験があります。
外見に自尊心の概念を持ち込むのであれば、「私はあの人の外見より優れているわけでも劣っているわけでもない。気に入っていないところもあるけれど、それでも自分であることを嬉しく思う」ということだと思います。
きれいごとのように聞こえるかもしれませんが、自分の外見と内面、すべてをひっくるめて自分の存在を受け入れること、うれしく思うこと。
そして、「あの人」と対等であると感じること。
そんなことができたら、日々の生活を心地よく、そして幸せに感じられる人が増えるのではないかと考えています。
自分の外見を「嬉しく思う」コツ
そうは言っても、自分の外見にたいするコンプレックスは、なかなか克服できないもの。
私がおすすめする克服方法のひとつは、自分の顔や体型を客観視することです。
自分がコンプレックスに感じていた点が、実は魅力だったり、
コンプレックスと感じていたことがまったく見当違いだったりすることもあります。
ぜひ、外見にコンプレックスがある方は、それを見つめ直す機会を作ってくださいね!
「きれいになりたい」をあきらめない!
毎日を心地よく過ごすための外見コンプレックス克服おしゃれレッスン
吉田 直子
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